2011年展覧会

第14回岡本太郎現代芸術賞 展

会期 2011年2月5日~4月3日


カタログ 展覧会の様子
岡本太郎の精神を継承し、旧来の慣習や規範にとらわれず、自由な視点と発想で創作活動を行う作家の活動を支援し、優れた業績を顕彰する岡本太郎現代芸術大賞(TARO賞)。第14回をむかえる本展では818点の応募から選ばれた27点の作品が受賞・入選作品が展示された。

生誕100年
「人間・岡本太郎」 展

前期: 2011年4月16日(土)~7月3日(日)
後期:2011年7月7日(木)~9月25日(日)


カタログ 展覧会の様子
1911年2月26日に「生」を受けた岡本太郎は今年で100歳を迎えました。これを機に、岡本太郎の人間性の幅の広さを検証し、様々なジャンルの人たちと交流した様々な顔を持つ「人間・岡本太郎」そのものを紹介しました。
「美術」 という枠を超え、アヴァンギャリスト(前衛芸術家)として各領域を越境しながら活動した岡本太郎。様々なジャンルの人たちと岡本太郎との接点をたどりながら、交流のあった人々との関わりを、作品・資料・映像等で紹介し、生き生きした岡本太郎像を展示のなかで浮かび上がらせようという試みでした。
展覧会は、前期・後期の2期に分けて行いました。前期は岡本太郎と実際に会い、活動をともにした人たちを中心に。後期は岡本太郎の影響を受け、岡本太郎の精神を継承する人たちを中心に紹介しました。

岡本太郎生誕100年記念展
「芸術と科学の婚姻 虚舟 (うつろぶね) ―私たちは、何処から来て、何処へ行くのか」展

会期 2011年10月15日(土)~2012年1月9日(月・祝)


カタログ 展覧会の様子
岡本太郎生誕百年記念展「芸術と科学の婚姻 虚舟(うつろぶね) ―私たちは、何処から来て、何処へ行くのか」を開催いたしました。 この展覧会は、戦後の旗手、大野一雄、岡本太郎、澁澤龍彦、土方 巽、三島由紀夫を、画家・篠﨑 崇と写真家・細江英公の手により表象した作品と、9人の現代作家の科学を視野に入れた制作を展示するとともに、その背景としての「宇宙」「脳」「細胞」という3つの分野の最先端の研究成果を、国立天文台、東京大学数物連携宇宙研究機構、理化学研究所などの気鋭の研究者から多大なご協力を得て、大画面の映像でご覧いただこうという、思い切った試みでした。
[出品現代作家]
粟野ユミト、岩崎秀雄、植田信隆、杉本博司、多田正美、銅金裕司、戸田裕介、 能勢伊勢雄、藤本由紀夫
[宇宙] 宇宙の始まり・見えないものをどうイメージするか。
[脳]  人間たらしめるもの・脳研究の多様さ、深さをどう見るか。
[細胞] 私たちをいかすもの・細胞の仕組みをどう解き明かそうとしているのか。