開催中の展覧会

「太郎の創造展―創らなければ、世界はあまりにも退屈だ」

《マラソン》を描く岡本太郎 1964年
はっきりとした原色の色彩とエネルギッシュな筆のタッチが特徴的な絵を描く岡本太郎。
彼の作品は、どのように生み出されるのでしょうか。
1960年代から取り組み始めた“呪術性”のある抽象絵画のように、アドリブで思いのままに描いている
ようにもみえる作風の岡本ですが、じつは下書き(ドローイング)をしっかり描いてから制作しています。
本展は、岡本太郎の作品の制作過程をテーマに、人となりや芸術観、技法にふれながら、ドローイングや絵画、
立体作品などをご紹介します。

サブタイトルの「創らなければ、世界はあまりにも退屈だ」(芸術と遊び―危機の接点『原色の呪文 
現代の芸術精神』講談社)は、岡本自身による問い “どうして芸術なんかやるのか” の答えとなった言葉です。
展示を通して、作品づくりに没頭する楽しさを感じとってみましょう。

みどころ


●制作前に描いたドローイング(下書き)と完成作品の油彩を一緒に展示。
 本展では「書」のような抽象的表現や不思議な生き物が登場する作品を中心に出品します。
 一見、理解しづらい造形の絵画でも、ドローイングを見れば、岡本が描きたかったモチーフ
 本来の姿に気付けるかもしれません。

●岡本が実際に使用した画材の道具を公開。
 作品の制作には、筆や油絵具、パレットなどの画材や用具が必要不可欠です。
 作品と一緒に鑑賞することで、制作風景をよりリアルに想像していただけます。


●人となりや芸術観がわかる岡本の“言葉”を問答で紹介。
 岡本は、生前、雑誌や新聞で様々なジャンルのインタビューに答えていました。
 今回は、少年時代のエピソードや作品制作に込めた想いなどを、会話形式のパネルでご紹介します。

●本展覧会は、写真撮影可能です。(企画展は別途)
 (動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可)
 

主な作品

※画像をクリックしてご覧ください。
油彩    《アドレッサン》《赤のイコン》《天空に我あり》《翔ぶ赤》《遭遇》《犬》《呼ぶ》《マラソン》
ドローイング 《天空に我あり》《マラソン》《死の灰》《若い時計台》《天に舞う》
彫刻    《若い時計台》《ひらく肖像》《未来を拓く》《平和を呼ぶ》
版画    《風神》《石と樹》《眼と眼》
その他    立体作品の石膏原型、岡本太郎が実際に使用した筆や絵の具、パレット、筆洗器 他

※会期中は、一部展示替えがあります。
※油彩《マラソン》は、6月7日からの展示を予定しております。

会期

2022年05月12日 (木)-2022年08月31日 (水)

開催概要



会期: 2022年5月12日(木)~2022年8月31日(水)
開館時間: 9:30-17:00(入館16:30まで)
休館日: 月曜日(7月18日を除く)、7月19日(火)、8月12日(金)
観覧料: ●5月12日(木)~5月15日(日) ※企画展とのセット料金
 一般700(560)円、高・大学生・65 歳以上500(400)円

●5月17日(火)~6月24日(金)、8月30日(火)・31日(水) ※常設展のみ開催
 一般500(400)円、高・大学生・65 歳以上300(240)円

●6月25日(土)~8月28日(日) ※企画展とのセット料金
 一般1.000(800)円、高・大学生・65 歳以上800(640)円

※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料


※企画展「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」6月25日(土)~8月28日(日)の会期中は、
 事前予約制となります。詳しくは当館ホームページにてお知らせいたします。


※工事長期休館のお知らせ 2022年9月1日~2023年1月31日まで工事による休館を予定しております。