今後の展覧会
企画展
企画展「第29回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」
時代を創造する者は誰か!
1954年、岡本太郎43歳のときに出版された『今日の芸術』。
この本には、「時代を創造する者は誰か」というサブタイトルがつけられていました。
1996年、岡本太郎没、享年84歳。
その直後、岡本太郎記念現代芸術大賞 (2006年岡本太郎現代芸術賞に改称)、通称「TARO賞」が創設されました。
彼の遺志を継ぎ、まさに「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。
今年は第29回をむかえます。
芸術の新しい可能性を探る、「ベラボーな」(太郎がよく使った言葉です)作品をご覧ください。
主 催:公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団・川崎市岡本太郎美術館
審査員:椹木野衣、土方明司、平野暁臣、山下裕二、和多利浩一、福田美蘭(ゲスト審査員)
1954年、岡本太郎43歳のときに出版された『今日の芸術』。
この本には、「時代を創造する者は誰か」というサブタイトルがつけられていました。
1996年、岡本太郎没、享年84歳。
その直後、岡本太郎記念現代芸術大賞 (2006年岡本太郎現代芸術賞に改称)、通称「TARO賞」が創設されました。
彼の遺志を継ぎ、まさに「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。
今年は第29回をむかえます。
芸術の新しい可能性を探る、「ベラボーな」(太郎がよく使った言葉です)作品をご覧ください。
主 催:公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団・川崎市岡本太郎美術館
審査員:椹木野衣、土方明司、平野暁臣、山下裕二、和多利浩一、福田美蘭(ゲスト審査員)
会期
2026年01月31日(土)-2026年03月29日(日)開催概要
会 期:2026年1月31日(土)~3月29日(日)休館日:月曜日(2月23日を除く)、2月12日(木)、2月24日(火)、ほか臨時休館あり
観覧料:一般700(560)円、高・大学生・65歳以上500(400)円
※()内は20名以上の団体料金、中学生以下無料
※常設展もあわせてご覧いただけます。
常設展
常設展「岡本太郎 生きることは遊ぶこと」
「生きるということ自体、遊びではないか。われわれはひたすらに、生きるために生きている。」*
何事に対しても全身全霊で挑み続けた岡本太郎。絵を描くこと、彫刻を彫ること、文章を書くこと、写真を撮ること、ピアノを弾くこと、スキーやテニスに熱中すること、旅すること……。ジャンルを超えた岡本の芸術活動と生き方の根底には「遊び」の精神が息づいていました。
岡本は、20代を過ごしたパリにて世界のあらゆる文化や思想に触れ、パリ大学にてマルセル・モースのもと民族学を学んだ経験を通じて、人間の文化・生活における「遊び」について考えるようになります。例えば「まつり」を宗教や政治、芸術すべてを集約した真剣な「遊び」と捉え、旅行や遊学は「自由に動くことは遊びの最たるものの一つ」*であると述べています。
岡本の言う「遊び」とは、単なる娯楽や余暇ではなく、自身の全存在を賭けて勝負するものでもありました。岡本が手がけた多くの作品にはその精神が表れていると言えます。
本展では、岡本太郎の人生と芸術における「遊び」をキーワードに、当館のコレクションから岡本太郎ファン必見の代表作を中心にご紹介します。
*「芸術と遊び――危機の接点」『原色の呪文』(1968年、文藝春秋社)より
何事に対しても全身全霊で挑み続けた岡本太郎。絵を描くこと、彫刻を彫ること、文章を書くこと、写真を撮ること、ピアノを弾くこと、スキーやテニスに熱中すること、旅すること……。ジャンルを超えた岡本の芸術活動と生き方の根底には「遊び」の精神が息づいていました。
岡本は、20代を過ごしたパリにて世界のあらゆる文化や思想に触れ、パリ大学にてマルセル・モースのもと民族学を学んだ経験を通じて、人間の文化・生活における「遊び」について考えるようになります。例えば「まつり」を宗教や政治、芸術すべてを集約した真剣な「遊び」と捉え、旅行や遊学は「自由に動くことは遊びの最たるものの一つ」*であると述べています。
岡本の言う「遊び」とは、単なる娯楽や余暇ではなく、自身の全存在を賭けて勝負するものでもありました。岡本が手がけた多くの作品にはその精神が表れていると言えます。
本展では、岡本太郎の人生と芸術における「遊び」をキーワードに、当館のコレクションから岡本太郎ファン必見の代表作を中心にご紹介します。
*「芸術と遊び――危機の接点」『原色の呪文』(1968年、文藝春秋社)より
会期
2025年10月28日(火)-2026年03月29日(日)開催概要
会期:2025年10月28日(火)~2026年3月29日(日)会場:川崎市岡本太郎美術館 常設展示室
休館日:月曜日(11月3日、11月24日、1月12日、2月23日を除く)、11月4日(火)、11月25日(火)、12月29日(月)~1月3日(土)、1月13日(火)、2月12日(木)、2月24日(火)、ほか臨時休館あり
観覧料:10月28日(火)~1月30日(金) 常設展のみ開催 一般 500(400)円、高・大学生・65歳以上300(240)円
1月31日(土)~3月29日(日) 企画展とのセット料金 一般 700(560)円、高・大学生・65歳以上500(400)円
※( )内は20名以上の団体料金、中学生以下無料
主催:川崎市岡本太郎美術館
同時開催:企画展「第29回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」 (2026年1月31日(土)~3月29日(日))
※開催期間等、変更になる場合がございます。最新の情報は当館ホームページにてお知らせいたします。
※本展は写真撮影可能ですが、一部撮影不可の資料がございます。
(動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可)
主な作品
![]() 《傷ましき腕》1936(1949)年 |
![]() 《夜》1947年 |
![]() 《駄々っ子》1951年 |
![]() 《重工業》1949年 |
![]() 《千手》1965年 |
![]() 《ノン》1970年 |
![]() 《遊ぶ子》1954年 |
![]() 《若い時計台》1966年 |
![]() 《若い太陽の顔》1969年 |
![]() 《水差し男爵》1977年 |
![]() 《夢の鳥》1977年 |
![]() 《縄文人》1982年 |
関連イベント

●ワンポイントトーク
担当学芸員が常設展示の展示解説を行います。みて、きいて。展覧会をいっそうお楽しみください!
※開催日時は後日ホームページにてご案内します。
解説:加藤志帆 学芸員
場所:常設展示室
料金:観覧料のみ