どこでもTAROアトリエ


この「どこでもTAROアトリエ」は、2020年4月に出された緊急事態宣言下で、多くの方がご自宅で過ごされている時期に、美術館へ行けなくても、ご自宅で太郎さんの作品を楽しんでもらえるようにはじめたコンテンツです。

これまで好評だったワークショップなどから、大人でも子どもでも、気軽に楽しめるアイデアをご紹介していますので、ぜひ、おうちで挑戦してみてくださいね!
完成した作品は、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム等で公開してみましょう。

*学校等での課題としてもご活用いただけます。ご希望される場合はお電話にてご一報下さい。
*「どこでもTAROアトリエ」は岡本太郎美術館のfacebookとtwitterで先行配信後、こちらのページでアーカイブしております。


おうちミュージアム
参加ミュージアム一覧
北海道博物館が始めた「おうちミュージアム」は、自宅でミュージアムを楽しむ企画。
賛同した全国の博物館美術館が参加しています。
ほかのミュージアムのページも、ぜひ訪れてみてくださいね。

もくじ

第1弾 みんなで作ろう!こどもの樹
第2弾 《傷ましき腕》を再現しよう
第3弾 ちょっと手ごわい? TARO塗り絵①
第4弾 TARO鯉に挑む!~ミニチュアTARO鯉を作ろう!~
第5弾 つくろう!ミニチュア・坐ることを拒否する椅子
第6弾 おうちで「実験茶会」
第7弾 ちょっと手ごわい? TARO塗り絵②
第8弾 テキスタイルで遊ぼう!
第9弾 《月の壁》のモビール
第10弾 切って・彫って・刷ったろー!~版画に挑戦~
第11弾 ちょっと手ごわい? TARO塗り絵③
第12弾 TAROビーズ刺繍
第13弾 TARO切り絵
第14弾 おうちで美術館めぐり
第15弾 シャツはファンタジー!

 ★★第16弾以降はこちら⇒どこでもTAROアトリエ ページ2へ

第1弾 みんなで作ろう!こどもの樹

岡本太郎の《こどもの樹》という作品を、ご存知でしょうか。
東京・青山にあった旧「こどもの城」の正面に、1985年に設置された作品です。
幹からのびる枝の先に子どものいろいろな表情があり、作品の周りをぐるぐる回りながらにらめっこをしたり、自分に似た顔を探したりできるので、子ども達にとても人気の作品です。

岡本太郎美術館では、GW期間中、「こどもの日」関連イベントとして、「みんなで作ろう!こどもの樹」を企画していましたが、今年は、「どこでもTAROアトリエ」企画として、ご自宅で塗り絵をして、オリジナルの《こどもの樹》を制作できるように、作品画像を公開いたします。
出力サイズはA4がおすすめです。

《こどもの樹》には、上部の顔の他に13の顔があります。
怒っていたり、ベソをかいていたり、ベロを出している子も……(笑)

みなさんは、どの顔が好きですか?!自由に、“自分勝手”に、塗り絵をしてみましょう!
できた顔は丸く切り抜いて、枝の先にのりで貼ってみましょう!
最後に、幹の上にある顔も塗ってあげてね!


●用意するもの
・プリンターなどで出力した塗り絵(A4がおすすめ)
・色鉛筆、クレヨン、マジックなど
・はさみ、のり


皆さんが制作した《こどもの樹》は、#岡本太郎美術館 #どこでもTAROアトリエ #こどもの樹 #stayhome で、ぜひシェアしてくださいね!


(ファイルをダウンロード)《こどもの樹》顔(PDF形式・1MB)
(ファイルをダウンロード)《こどもの樹》幹(PDF形式・3MB)


第2弾 《傷ましき腕》を再現しよう

美術の教科書などでも取り上げられる事が多い、岡本太郎の《傷ましき腕》。
パリで刺激を受けながら25歳の若き岡本太郎が描いた作品です。
(現存する作品は戦争で焼失して1949年に再制作されたもの。)
実はこの作品、観れば観るほど不思議…!
この傷はどうなっているの?顔はあるの?
腕は何を語っているのか、観る人に問いかけてくるようです。

作品を再現しようとすると、なんと難しいことか!
よーく観て、家にある自分で思いついた材料で工夫して再現してみましょう。

有名絵画などに扮してセルフポートレイト作品を制作する美術家の森村泰昌さんも《傷ましき腕を持つ自画像(ブルー)》という作品を発表しています。
関連作品として検索してみるのもおすすめです。
また、SNSで他の有名絵画を真似した投稿もたくさんあるので、見てみるとおもしろいですよ!


●用意するもの
・リボンの赤、傷をあらわすピンクなどの布やテープ類
・黒っぽいひもや針金など
・右腕


●Point
一人の時はセルフタイマーを使ってみよう。おうちの人など協力してもらってもいいですね。
角度や光などこだわってベストな一枚を目指そう!
ちょっと暗いところで撮影するのがおススメです。
腕の表情にも注目!どんな気持ちで紐をにぎっているのか考えてみよう。


皆さんがチャレンジした《傷ましき腕》は、#岡本太郎美術館 #どこでもTARO アトリエ #傷ましき腕 #MuseumAtHome #tussenkunstenquarantaine (オランダ語で「アートと隔離のあいだ」)で、ぜひシェアしてくださいね!


第3弾 ちょっと手ごわい? TARO塗り絵①

岡本太郎の絵は、あざやかな原色と圧倒的なエネルギーに満ちています。
印象的な強い赤、渦をまくような色の帯、不思議な生きものたち。
書家だった祖父・岡本可亭を思わせるような勢いのある筆の運び。
まったく違う要素のものを同じ画面に入れることで、絵の中にエネルギーを生み出す「対極主義」という考え方は、岡本太郎独自のものなんです。

当館では、そんな太郎さんの絵画を、「塗り絵」として楽しむ大人向けのワークショップをこれまで何度か行いました。
たかが塗り絵でしょ?と思うと、これがやってみると意外と、なかなか手ごわい。
参加された方たちの真剣な表情と、集中した空気の緊迫感が印象的なワークショップでした。


今回セレクトした塗り絵は、まずは、初心者向けのこの3点!

《明日の神話》 (中央部分のみとなります)
メキシコのホテルのために描かれた壁画。現在は、東京の渋谷駅に設置されていますね。

《クリマ》
カラフルすぎて、1951年に発表した時には「色オンチ」と悪口を言われています(笑)

《記念撮影》
これはいったい何の形? 誰と誰の記念撮影? 気になるところの多い作品です。


●用意するもの
・プリンターなどで出力した塗り絵(A4がおすすめ)
・色鉛筆、クレヨンなど(水彩絵具、パステルなどを使うとより本格的に)


作品画像をじっくり見て、太郎さんの気持ちを追体験しながら色を重ねるのもよし。
でも、太郎さんの絵に倣うことより、むしろ自由に勝手に、自分の表現をしてみると全然違うイメージが生まれるかもしれません。
ぜひ大人もこどもも、チャレンジしてみよう!

皆さんが制作した作品は、#岡本太郎美術館 #どこでもTAROアトリエ #MuseumAtHome で、ぜひシェアしてくださいね!
この後も、何回かに分けて「TARO塗り絵」お届けしていきますので、お好きなあの1点を見つけてください。


(ファイルをダウンロード)塗り絵《明日の神話》(部分)(PDF形式・1MB)
(ファイルをダウンロード)塗り絵《クリマ》(PDF形式・647KB)
(ファイルをダウンロード)塗り絵《記念撮影》(PDF形式・2MB)


第4弾 TARO鯉に挑む!~ミニチュアTARO鯉を作ろう!~

もうすぐ5月5日 “こどもの日”ですね!“こどもの日”といえば、鯉のぼり!
岡本太郎さんの鯉のぼりをご存知ですか⁉太郎さんも鯉のぼり、《TARO鯉》をデザインしてるんです!

太郎さんは《TARO鯉》についてこのように言っています。
「鯉のぼりが悠々と、華やかな彩りで天空にひるがえっているなんて、世界に広めたい夢だ。
私もこの原色の鯉のぼりが空に舞っているのを見ると、自分が大空を飛んでいるかのように嬉しくなってしまう。」

毎年、当館では、ワークショップ“TARO鯉に挑む!”をこの時期のイベントとして開催し、太郎さんの作品を鑑賞してから、思い思いに鯉のぼりを作成し、母の塔広場に展示してきました。
太郎さんの作品に触発されたカラフルな鯉や、筆を大胆に使ったダイナミックな鯉、淡い色のファンシーな鯉など様々です。
今年は、紙や折り紙と色鉛筆やマジック、のりがあればできる、ミニチュアTARO鯉の作り方を公開しますので、ご自宅でオリジナルの鯉のぼり作ってみませんか!?

太郎さんは《TARO鯉》制作のとき、
「自分勝手に鯉のぼりの絵をかいた。」
と言っていました。
“自分勝手”な鯉のぼりを作って飾って“こどもの日”をお祝いしましょう!


●用意するもの
・折り紙、白紙など
・色鉛筆、クレヨン、マジックなど
・のり、セロハンテープなど
・タコ糸、針金、棒など


皆さんが制作した鯉のぼりは、#どこでもTAROアトリエ #岡本太郎美術館 #TARO鯉 #MuseumATHome で、ぜひシェアしてくださいね!


第5弾 つくろう!ミニチュア・坐ることを拒否する椅子

岡本太郎美術館の作品の中でも、子どもたちに大人気の《坐ることを拒否する椅子》。
当館にいらした方は一度は目にされたり、坐ったことのある椅子ではないでしょうか。

太郎さんは、「椅子でありながら、精神的にも、肉体的にも、人間と対等づらするこいつらを作った」「だから私のは目をむいていたり、キバを出して笑ったり、口をへの字にした怒りんぼ・・・ほとんどが顔になっていて、坐る面がとび出している。・・・ちょうど長い道の途中で、道ばたのゴツゴツした木の根っこや、石ころの角などに腰をおろす、固い肌ざわり、あの気持ちよさである」と言っています。
色や表情が様々、坐り心地も様々なんです。
小説家の三島由紀夫さんも、この椅子を「ぜひ譲ってほしい」とさかんに言っていたそうです。譲ったかどうかは不明ですが。(笑)
皆さんだったらどの椅子がほしいですか!?

そんな《坐ることを拒否する椅子》を作ってみませんか。
今回は、紙粘土とペットボトルのキャップでつくる「ミニチュア・坐ることを拒否する椅子」の作り方をご紹介します。
自分だけの “拒否する椅子”を いろいろなデザインでたくさん作って、ご自宅でミニギャラリーにしてみましょう。


●用意するもの
・紙粘土(軽いタイプのものがおすすめ)
・ペットボトルのキャップ(形を決めやすい)
・絵の具(ポスターカラーでもいいよ)
・ほかには・・・絵筆、ボンド、粘土ベラ、粘土板など


皆さんが制作した「ミニチュア・坐ることを拒否する椅子」は、ぜひ写真に撮って、#岡本太郎美術館 #どこでもTAROアトリエ #坐ることを拒否する椅子 #museumathome で、シェアしてみてくださいね!


第6弾 おうちで「実験茶会」

「昭和30(1955)年4月3日、日曜日、午前11半より晴雨を論ぜず、屋外にて挙行」。
岡本太郎さんの南青山の自宅で行われた「実験茶会」は、北大路魯山人や丹下健三などが招待され開かれました。

当日は太郎さん自身による懐石(お茶をおいしく飲むために、最初に出される軽い食事)もふるまわれ、カリフラワーやタルタルステーキなど変わったものが出たようです。
茶会は野外で、お湯は大きなやかんから!
わざわざ裃(かみしも)を借りて、衣装までこだわった太郎さん。
形にとらわれない自由な発想の「実験茶会」だったそうです。

なんと、この日のためにお茶碗まで作ってしまうこだわりです!(画像は《無邪気》1981年のもので、茶会で使ったものとは別の作品です。)

2005年度に当館で開催した「北大路魯山人と岡本家の人々」展では、関連イベントとして美術家小沢剛さんによる「ミルク道」が展示室で行われました。場をしつらえて牛乳を飲む。シンプルですが、とってもおもしろい!

さあ、あなたもお気に入りのものに囲まれた「実験茶会」を開いてみよう!


●用意するもの
・お気に入りの作品、器、お菓子
・お抹茶または好きな飲み物など(お抹茶の道具なども工夫してみてね)


●Point
・お気に入りのものでお茶会を開こう。お気に入りの作品や器、お菓子などを用意して好きにお茶を飲みます。(太郎さんはくずもちがお好きだったとか…)
・おうちでも茶会の雰囲気づくりが大事です。自分で書いたり作ったりした作品でも、好きなものでもなんでもOKなので飾ってみよう!
・お茶の道具がなかったら代用してみよう。お抹茶を立てる茶せんは泡だて器、器も普段のものなど…
・お抹茶がなくても好きな飲み物でどうぞ。
・お湯を使うときはおうちの人と一緒に気をつけて。


皆さんがチャレンジした「実験茶会」は、ぜひ写真に撮って、#岡本太郎 #どこでもTAROアトリエ #MuseumATHome で、シェアしてくださいね!


第7弾 ちょっと手ごわい? TARO塗り絵②

岡本太郎の絵画を、「塗り絵」で楽しむシリーズの2回目!
今回は、さらに難易度が高め(かもしれない?) こちらの3点をご紹介します!

《森の掟》
インパクト絶大の中央の怪獣は子どもたちにも大人気。
社会風刺的な意味合いがあったり、構図が、あの国宝の紅○梅図屏風を下敷きにしている?と言われたり、深く研究しても面白い1点。
岡本太郎の代表作として、教科書に使われることも多いんですよ。

《夜》
ちょっと怖い、不思議な感じのする絵。隠されているイメージは見つけられましたか?
このシーンは太郎さんが留学していたパリでの実体験を元に絵にしたもの、というと想像力がかき立てられますよね。

《予感》
3枚組の大作、たっぷりとした余白の中に、黒いカリグラフィックな形と色のグラデーションが美しい作品です。
音の調べが聞こえてくるような色彩なので、塗り絵を楽しむときにも参考にしてみてくださいね。


●用意するもの
・プリンターなどで出力した塗り絵(A4がおすすめ)
・色鉛筆、クレヨンなど(水彩絵具、パステルなどを使うとより本格的に)


作品画像をじっくり見て、太郎さんの気持ちを追体験しながら色を重ねるのもよし。
でも、太郎さんの絵に倣うことより、むしろ自由に勝手に、自分の表現をしてみると全然違うイメージが生まれるかもしれません。
ぜひ大人もこどもも、チャレンジしてみよう!

皆さんが制作した作品は、#岡本太郎美術館 #どこでもTAROアトリエ #MuseumAtHome で、ぜひシェアしてくださいね!


(ファイルをダウンロード)塗り絵《森の掟》(PDF形式・2MB)
(ファイルをダウンロード)塗り絵《夜》(PDF形式・110KB)
(ファイルをダウンロード)塗り絵《予感》(PDF形式・2MB)

第8弾 テキスタイルで遊ぼう!

岡本太郎がテキスタイルデザインもしていた!って、皆さんご存知ですか!?
テキスタイルデザインといっても、そこはやはり太郎ワールドが広がっています。

1956年、太郎さんは芸術家仲間と一緒に《プリント服地デザイン》を制作し、テキスタイルの新たな可能性を打ち出そうとしました。
「とんだりはねたりする全身の躍動、無邪気な楽しさが線に伝わって、今まで見たこともないような愉快な布がぞくぞくできてくる。群ってみんなが自由に、それぞれのセンスを生かしきって合作する時の楽しさといったらない。」太郎さんはこのように言っています。

当時の記録をみると、そんな太郎さんの手にはデッキブラシ!?、他の人たちも、ホウキやたわし、金網、ハエたたき、軍手などを手にし、キャベツ、大根、人参、玉葱も用意しています。
およそデザイン現場には似つかわしくないものですが、《プリント服地デザイン》を見ると、ここはキャベツ!これは軍手の痕かな!とわかるんです(笑)

昨年、当館では、《プリント服地デザイン》の展示と合わせて、“テキスタイルで遊ぼう!”と題して、綿のトートバッグに身の回りのものを使って、ペイントするワークショップを行いました。
ホウキやたわし、スポンジ、野菜では玉葱、人参、ピーマン、レンコン、小松菜やホウレン草の根元、落ち葉や木の枝などを使い、愉快でステキな、世界に一つしかないトートバッグができました。

ぜひ、ご自宅の身の回りのものにオリジナルのテキスタイルデザインを楽しんでみませんか!?
トートバックのほか綿100%であれば、ハンカチやTシャツなどにも可能です。
家族で合作のデザインに挑戦するのもいいかもしれません!


●用意するもの
・綿100%のトートバッグ、ハンカチ、Tシャツなど(無地がおすすめ!)
・アクリル絵具
・布用メディウム(なくても可)
・スタンプ、筆がわりに使ってみたい身の回りのもの(野菜くず、スポンジ、たわしなど)


皆さんが制作した作品は、#どこでもTAROアトリエ #岡本太郎美術館 #テキスタイル #MuseumATHomeで、ぜひシェアしてくださいね!


第9弾 《月の壁》のモビール

1957年に有楽町に竣工した旧東京都庁舎には、岡本太郎の壁画が飾られていました。
設計を手がけた丹下健三と岡本の関わりは、大阪万博の大屋根と《太陽の塔》(1970)など、とても深いのですが、実はこの旧庁舎が初めてのコラボレーションでした。
完成間近、コンクリートのエントランスに物足りなさを感じていたという丹下が、岡本に壁画の制作を打診し、予定していた面積の倍以上を使って7点の陶板レリーフ作品が誕生したそうです。

《月の壁》はメインイメージだった《日の壁》と対になるもので、高さ6m×幅4.5mの大きな作品です。
可愛くて人気の作品でしたが、残念ながら1991年の庁舎移転で取り壊しとなり、現存しません(涙)

壁じゃなくてモビールで再現してみたら…おうちに太郎作品が出現!
ゆらゆら動く様子をながめるのもいいですよ。
「芸術は大衆のもの」とし、パブリックアートも広く手掛けた太郎さん。
作品をあなたの生活の中に加えてみませんか?


●用意するもの
・画用紙や厚紙
・えのぐと筆、ペンなどの画材
・はさみ
・両面テープやのり、またはボンド
・糸やテグス
・木や竹ひご、針金などの棒
・きりや画びょうなど、穴をあけるもの


●Point
・型紙の出力はA3サイズがおススメです。使う紙の上に型紙を置いてボールペンで強くなぞると線の後がつきます。
・パーツ作りは厚紙がおススメです。薄いと湿気などで紙が丸まってしまいます。
・それぞれパーツを作ってバランスをとりながら完成させよう!
・色や模様などオリジナルにしてみてもいいですね。
・裏も見えるので、色付きのものを使うか裏もペイントしましょう。


皆さんが作った「《月の壁》のモビール」は、ぜひ写真に撮って、#岡本太郎美術館 #月の壁 #どこでもTAROアトリエ #MuseumATHome でシェアしてくださいね!


第10弾 切って・彫って・刷ったろー!~版画に挑戦~

岡本太郎の作品には、たくさんの絵画や彫刻がありますが、そのほとんどに眼や顔があるのも特徴のひとつです。

「顔は宇宙だ。顔は自であり、他であり、全体なのだ。そのど真ん中に眼がある。それは宇宙と一体の交流の穴。 (中略) 一つの顔の宇宙の中に、また無限の顔、そして目玉が光っている。言いようのない実在感をもって。」
岡本太郎『美の世界旅行』新潮社

どこでもTAROアトリエの「こどもの樹」にも、「坐ることを拒否する椅子」にも顔がいっぱいあります。
笑う顔、怒る顔、おどけた顔、それぞれの思いを持った顔を、今度は版画で表してみましょう。
もちろん、顔だけじゃなくてもいいですね。
今回は、版画用に左右反転した《太陽の塔》の顔と全体、そして《森の掟》の怪獣を公開します。
好きな作品写真から、みんなも、切って・彫って・刷ったろー!


●用意するもの
・下絵(プリンター等で出力したもの)
・版になるもの(画用紙、ゴム板、木の板 など)
・版画インク(チューブの水彩・アクリル絵具を水で溶かないで使えば代用できます)
・ローラー(スポンジでも可)
・紙
・バレン(なくても可)

【紙版】 ・はさみ ・のり  ・カッター  ☆初級 
【ゴム版・木版】 ・彫刻刀         ☆中級


皆さんが制作した作品は、ぜひ写真に撮って、#岡本太郎美術館 #どこでもTAROアトリエ #版画 #MuseumAtHome でシェアしてみてくださいね!


(ファイルをダウンロード)《太陽の塔》顔アウトライン(左右反転)(PDF形式・1MB)
(ファイルをダウンロード)《太陽の塔》《森の掟》部分アウトライン(左右反転)(PDF形式・2MB)


第11弾 ちょっと手ごわい? TARO塗り絵③

岡本太郎の絵画を、「塗り絵」で楽しむシリーズの3回目☆
今回は、戦後の代表作《重工業》も加えた、こちらの3点です!

《重工業》
1949年の二科展で発表された代表作!
くるくると人々が歯車に回される感じが、チャップリンの映画「モダンタイムス」を思わせる雰囲気です。
描きこまれた工場の機械は、よく見るとリアルなのに、人物はペラっとしていてまるで記号のよう。 そして何よりも、気になるのはあの野菜・・・。
正反対の要素を画面にみっしりと盛り込んだ、太郎ならではの「対極主義」の1点です。


《犬》
タイトルを見ないと、なかなか犬とはわからないかもしれません・・・。
だいぶ平べったくはありますが、ちゃんと首輪もしているし、目にはまつ毛も描かれているし、
かわいくてユーモラスな作品です。あえて太郎さんとはちがう色で塗ってみたら、どんな犬に仕上がるでしょうか?


《風神》
1960年代、具象的なモチーフが消えてカリグラフィックなモチーフが多くなる時期。
鮮烈な赤の地に、墨のような黒で勢いよく描かれた線。画面の構成はとてもシンプルですが、塗り絵としては、
逆にけっこう難しいかも。さあ、いったいどんな色で塗りましょうか。





●用意するもの
・プリンターなどで出力した塗り絵(A4がおすすめ)
・色鉛筆、クレヨンなど(水彩絵具、パステルなどを使うとより本格的に)


作品画像をじっくり見て、太郎さんの気持ちを追体験しながら色を重ねるのもよし。
でも、太郎さんの絵に倣うことより、むしろ自由に勝手に、自分の表現をしてみると全然違うイメージが生まれるかもしれません。
ぜひ大人もこどもも、チャレンジしてみよう!

皆さんが制作した作品は、#岡本太郎美術館 #どこでもTAROアトリエ #重工業 #犬 #風神 で、ぜひ投稿してくださいね☆


(ファイルをダウンロード)ぬりえ「重工業」(PDF形式・392KB)
(ファイルをダウンロード)ぬりえ《犬》(PDF形式・272KB)
(ファイルをダウンロード)ぬりえ《風神》(PDF形式・142KB)

第12弾 TAROビーズ刺繍

今回は大人にオススメのビーズ刺繍です!
《太陽の塔》の顔や《マスク》などをモチーフにビーズ刺繍を作ってみました。

作り方で紹介している《太陽の塔》は岡本太郎の代表作ですが、
よく見るといろいろなパーツがあることがわかります。
胴体にある《太陽の顔》は、にらんでいるようだったり、口がとんがっているようだったり、
不思議な表情です。

内部も合わせると4つの顔があり、大屋根から突き出した未来を表す《黄金の顔》、
塔の背中には「お祭り広場」での儀式を見守る《黒い太陽》、内部の地下空間には
過去の世界を見つめる《地底の太陽》があり、さらに《マスク》も展示されていました。


●用意するもの
・ビーズ(白/丸大サイズ、銀/特小サイズ)※1パックで1~2つは作れる量です。
・ビーズ用針
・糸
・ハードフェルト、フェルト
・チャコペーパー
・布用ボンド
・ブローチピン

●Point
・アウトライン(銀)から面(白)の順に進める際、ビーズを無理に詰めると浮きが出ますので、
 少し空間があるくらいがオススメです。

皆さんが作った「TAROビーズ刺繍」は、ぜひ写真に撮って、#岡本太郎 #どこでもTAROアトリエ #MuseumATHomeで投稿してくださいね!


(ファイルをダウンロード)作り方(JPG形式・337KB)


【番外編】第10回キッズTARO応募 テーマ「太陽」

美術館では岡本太郎作品と共に子どもたちの絵画作品を飾る、無邪気な自由の表現の場として、
今年も「キッズTARO展」を開催します。今回で10回目となります。
テーマは「太陽」。
太郎さんは《太陽の塔》《若い太陽の塔》《黒い太陽》などいろいろな色形の太陽をつくりました。
みなさん思い思いの「太陽」をお待ちしております!

詳細はイベントページをご覧ください。⇒第10回キッズTAROページへ

第13弾【TARO切り絵】

カラフルな色紙を切り絵にした飾りは、中国では剪紙、岡本太郎が《明日の神話》を制作した
メキシコではパペルピカドとよばれ親しまれています。
当館でも、平成27年に竹田鎭三郎展にあわせて、パペルピカドを作るワークショップを行いました。

この切り絵を飾る風習は、メキシコでは中国から伝わって1950年代から広まったのですが、
じつは同じようなことを、1940年代のパリで岡本太郎も楽しんでいるんです。
第二次世界大戦が始まったばかりの頃、太郎さんが留学していたパリはまだのんびりした空気で、
各家の窓ガラスに、爆風を避けるための紙を貼られていることが、戦争の「印」のようでした。
そんな時期に、太郎さんが窓全部に「シュルレアリスム風の紙絵」を貼って楽しんでいた様子を、
高田博厚という彫刻家がエッセイに記しているんですよ。

今回は、太郎さんの作品を切り絵にしてみたいと思います。
あなたの好きな太郎さんの作品(一部も可)にぜひ、チャレンジしてください。
太郎さんの切り絵とアレンジして、模様を入れ込むとパペルピカド風にもなります。
お部屋に飾るのも楽しいですよ。



●用意するもの
・下絵 (右の画像からダウンロードします)
・切り絵にする紙(折り紙・色画用紙・色上質紙など)
・カッター  ・カッターマット
・メンディングテープ(セロテープでも可)
・のり(台紙に貼るときに使用)
・はさみ
・セロハン(必要に応じて)


皆さんが制作した作品は、#どこでもTAROアトリエ #岡本太郎美術館 #MuseumATHomeで、ぜひシェアしてくださいね!


第14弾 おうちで美術館めぐり


第15弾 シャツはファンタジー!

過ごしやすい気温になりましたが、まだまだTシャツが気持ちいい陽気です。
今回はシャツをすてきにアレンジしちゃいます。

なぜかと言いますと…太郎さんが「シャツはあらゆるファンタジーが可能で、遊べる」として、
「生活のなかでいちばん手近な芸術表現の領分である」と言っているからなのです!
(『今日をひらく 太陽との対話』より「シャツスタイル」 1967年、講談社)
これはもうシャツをキャンバスに自分の芸術表現を楽しむしかありません!
アイロンで接着するカラーシートを使って、岡本太郎作品のモチーフをTシャツにプリントしました。
選んだのは《明日の神話》の一部。
黒のリボンのような物体の上に緑、黄色の丸を切り抜いて、上から重ねてアイロン接着しています。
以前「どこでもTAROアトリエ」でご紹介した、魚のビーズブローチを着ければ《明日の神話》を楽しむTシャツのできあがりです!

モチーフに選んだ《明日の神話》は渋谷マークシティでいつでも出会える岡本太郎作品。
1954年に起きた原水爆実験など、絵巻のように広がる画面に、実に様々なモチーフがちりばめられています。


●用意するもの
・Tシャツ(不要になったものなど、無地がおすすめです。)
・アイロン接着シート
・はさみ
・カッター(使う時はカッターマットなど敷いてくださいね。)
・アイロン
・アイロン台
   ※アイロン接着シートは手芸品店で「きりえプリント」や、大手ショッピング
    サイトで「アイロンラバーシート」など様々な商品名で販売されています。
    1枚\500程度で入手できます。仕上がりも光沢タイプやマットタイプなど
    様々種類がありますので、制作するイメージや色でそろえてみましょう。
   ※アイロンシートは種類によって使用方法が異なります。重ね貼りの不可や
    設定温度、接着時間など説明書に従って制作してください。

皆さんが制作した作品は、#どこでもTAROアトリエ #岡本太郎美術館 #MuseumATHomeで、ぜひシェアしてくださいね!


 ★★第16弾へつづく⇒どこでもTAROアトリエ ページ2へ