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第21回岡本太郎現代芸術賞 展
会期 2018年2月16日(金)~4月15日(日)
時代に先駆けて、たえず新たな挑戦を続けてきた岡本太郎。岡本太郎現代芸術賞は、岡本の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰するべく設立されました。今年で21回目をむかえた本賞では、558点の応募があり、厳正な審査を行いました結果、26名(組)が入選をはたしました。その中から太郎賞(1点)、敏子賞(1点)、特別賞(3点)が選ばれました。
本展では、作家によるギャラリートークやパフォーマンスイベントを多数開催。来館者がお気に入り作品を投票する「お気に入り作品を選ぼう」企画は多くの方にご参加いただきました。
本展では、作家によるギャラリートークやパフォーマンスイベントを多数開催。来館者がお気に入り作品を投票する「お気に入り作品を選ぼう」企画は多くの方にご参加いただきました。
岡本太郎の写真-採集と思考のはざまに 展
会期 2018年4月28日(土)~7月1日(日)
岡本太郎は若い日に留学したパリで画家だけでなく写真家たちとも親しく交流し、ブラッサイやマン・レイに写真の手ほどきをうけ、引き伸ばし機を譲り受けたり、たわむれに展覧会にも出品しています。
こどもたち、風土、祭りの熱狂、動物、石と木、坂道の多い街、屋根、境界。岡本がフィルムに写し取ったイメージは、取材した土地、旅先でとらえられたものです。見過ごしてしまうようなささいな瞬間の、しかし絶対的なイメージ。フィルムには、レンズを通してひたすらに見つめた、岡本太郎の眼の痕跡が残されています。
本展では、岡本がフィルムに切り取ったモチーフ、採集したイメージを軸に、岡本太郎の眼が見つめ捉えたものを検証することで、絵画や彫刻にも通底していく彼の思考を探る展示となりました。
こどもたち、風土、祭りの熱狂、動物、石と木、坂道の多い街、屋根、境界。岡本がフィルムに写し取ったイメージは、取材した土地、旅先でとらえられたものです。見過ごしてしまうようなささいな瞬間の、しかし絶対的なイメージ。フィルムには、レンズを通してひたすらに見つめた、岡本太郎の眼の痕跡が残されています。
本展では、岡本がフィルムに切り取ったモチーフ、採集したイメージを軸に、岡本太郎の眼が見つめ捉えたものを検証することで、絵画や彫刻にも通底していく彼の思考を探る展示となりました。
街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界展
会期 2018年7月14日(土)~9月24日(月)
岡本太郎が多面的な活動の中で、公園や学校などパブリックな空間に創作した作品は、全国に70ヵ所140点以上に及びます。岡本は、作品が個人の所有物となることを拒みつづけ、誰でもいつでも見ることの出来るパブリックな空間に作品を創り続けました。そこには「芸術のための芸術」ではなく、芸術が我々の日常空間にあって社会と芸術をつなげる不可欠な存在であり、人間の根源的歓びと感動を呼び覚ますという彼の芸術理念が貫かれていました。
本展は、日本万国博覧会テーマ館《太陽の塔》のリニューアルを記念して、岡本が生涯を通じて社会に打ち出したパブリック作品を俯瞰するものです。会場にはモザイクタイルを使った初期の作品から大阪・千里の《太陽の塔》、東京・渋谷の《明日の神話》をはじめとする全国津々浦々に創られた作品を、その原型、原画、スケッチ、写真等で紹介。場との迎合を否定し、対立することでお互いの個性を生かすという岡本の作品に込められた思いと、社会に打ち出されたメッセージを紹介する展示となりました。
本展は、日本万国博覧会テーマ館《太陽の塔》のリニューアルを記念して、岡本が生涯を通じて社会に打ち出したパブリック作品を俯瞰するものです。会場にはモザイクタイルを使った初期の作品から大阪・千里の《太陽の塔》、東京・渋谷の《明日の神話》をはじめとする全国津々浦々に創られた作品を、その原型、原画、スケッチ、写真等で紹介。場との迎合を否定し、対立することでお互いの個性を生かすという岡本の作品に込められた思いと、社会に打ち出されたメッセージを紹介する展示となりました。
イサム・ノグチと岡本太郎―越境者たちの日本―
会期 2018年10月6日(土)-2019年1月14日(月祝)
イサム・ノグチと岡本太郎は、1950年、日本アヴァンギャルド美術家クラブの主催により東中野のレストラン「モナミ」で開催されたイサム・ノグチの歓迎会において、初めて出会いました。日米の間で自己のアイデンティティに関する葛藤と向き合い引き裂かれながらも、彫刻家として世界的に活躍したイサム・ノグチと、青年期の10年間をパリで活躍しながらも大戦の為に日本に戻り引き裂かれ、日本の芸術界を異邦人としての眼で見ることができた岡本太郎は、それぞれに欧米で芸術家として活躍し始め、越境者として日本文化を見つめ、新たな表現活動を展開しました。
同世代の二人の個性的な芸術家が日本の美術に触発されて制作した作品は、共に戦後の芸術界に大きな影響を及ぼしました。
本展は、イサム・ノグチと岡本太郎という個性の異なる二人の越境者の作品を通して、「日本」あるいは「日本美」とは何かについて再確認するための機会として開催します。
同世代の二人の個性的な芸術家が日本の美術に触発されて制作した作品は、共に戦後の芸術界に大きな影響を及ぼしました。
本展は、イサム・ノグチと岡本太郎という個性の異なる二人の越境者の作品を通して、「日本」あるいは「日本美」とは何かについて再確認するための機会として開催します。
開催概要
会期: | 2018年10月6日(土)-2019年1月14日(月・祝) |
休館日: | 月曜日(10月8日、12月24日、1月14日を除く)、10月10日(水)、12月25日(火)、12月29日(土)~1月3日(木) |
時間: | 9:30-17:00(入館16:30まで) |
会場: | 川崎市岡本太郎美術館 |
観覧料: | 一般:1,000円(800円)、高・大学生・65歳以上:800円(640円) 中学生以下は無料、( )内は20名以上の団体料金 |
主催: | 川崎市岡本太郎美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会 |
関連イベント
■記念講演会「萬來舎とノグチ・ルーム」1951年、慶應義塾大学に完成したノグチ・ルームが、新学舎建設の為に、2003年に移転・解体された経緯について講演を行います。
日時: | 11月4日(日) 14:00~ |
講師: | 渡部葉子(慶應義塾大学アート・センター 教授) |
会場: | 川崎市岡本太郎美術館 ガイダンスホール(定員70名) |
料金: | 無料 |
■記念講演会「イサム・ノグチとパリ・ユネスコ庭園」
1958年に完成した、イサム・ノグチによるパリ・ユネスコ庭園に関する新資料についての講演を行います。
日時: | 11月25日(日) 14:00~ |
講師: | グラジナ・スベリテェ(ヴェネツィア・ペギー・グッゲンハイム・コレクション美術館 学芸員) |
会場: | 川崎市岡本太郎美術館 ガイダンスホール(定員70名) |
料金: | 無料 |
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