2021年企画展

「戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡」

 戦後の復興からまもない1950年代の東京。ようやく人々の暮らしの中に、家具や道具のデザインへの意識が少しずつ広がりはじめる時期に、「国際デザインコミッティー」(現・日本デザインコミッティ-)は、戦後日本のデザイン運動の先駆けとして、国際交流やデザインの啓蒙を目的に創立されました。

 きっかけは、1953年にイタリアから届いた一通の招待状。この「第10回ミラノ・トリエンナーレ」への参加要請に応えるべく集ったのが、建築家の丹下健三や吉阪隆正、清家清、デザイナーの剣持勇、柳宗理、渡辺力、亀倉雄策、評論家の勝見勝、浜口隆一、瀧口修造、写真家の石元泰博、そして画家の岡本太郎でした。顧問には、坂倉準三、前川國男、シャルロット・ペリアンが名を連ね、時代をリードする多彩なジャンルの人々が顔を揃えました。

 「ミラノ・トリエンナーレ」への参加は、次の第11回展(1957年)に実現しますが、むしろ彼らの活動の軸となっていったのは、東京銀座の百貨店「松屋」の一画に設けられた売場に置くための商品選定と、併設の「デザインギャラリー」や催事場で行われた展覧会を通じたデザインの啓蒙でした。
通産省のGマーク「グッドデザイン商品選定制度」(1957年)に先んじて、百貨店という身近な舞台で始められたグッドデザイン運動は、ひろく人々の間に定着し、「日本デザインコミッティー」と改称された現在もなお、活発な活動が展開されています。

 本展では、「デザインコミッティー」の活動と創立メンバーらの交流に焦点を当てるとともに、そこから生まれたコラボレーションにも注目します。柳宗理《バタフライスツール》や森正洋《G型しょうゆさし》といった時代を代表するプロダクトとの繋がり、そして旧東京都庁舎(1957年)、香川県庁舎(1958年)、世界デザイン会議(1960年)、東京オリンピック(1964年)での協同。彼らが闊達な交流のなかで切り拓いた仕事の広がりと、デザイン・建築・美術など多領域を軽々と横断していく自由さは、転換期となる今の時代を突破する糸口になるかもしれません。

主な作品

みどころ


  • ●通産省の「Gマーク」制度(1957年)にさきがけて始められた、知られざる戦後日本のデザイン運動の原点ともいうべき活動を紐解くもの。
  • ●日本のミッドセンチュリーを代表するプロダクトデザインと、「デザインコミッティー」との関わりをエピソードとともにご紹介。
  • ●個性ゆたかな創立メンバーの顔ぶれとその交流に注目し、そこから派生した同時代のデザインや建築の動きのなかで、「デザインコミッティー」が果たした「サロン」としての役割にも注目。
  • ●コミッティーのメンバーが企画を行う「デザインギャラリー」の展示のうち、第1回「わたしの好きなデザイン」展(1964年)と、イサム・ノグチを取り上げた第4回「あかり」展(1964年)、石元泰博の写真展となった第24回「桂」展(1966年)に注目し、部分的な再現展示も行う。


展示構成


1章 デザインコミッティ―創立 -前夜と交流
2章 国際交流とデザインの普及 -ミラノ・トリエンナーレとグッドデザインコーナー
3章 サロンとしてのデザインコミッティ―
4章 デザインギャラリーの展開

※本企画展は、一部、写真撮影できるコーナーがございます。
(動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可)

会期

2021年10月23日 (土)-2022年01月16日 (日)

開催概要

会期: 2021年10月23日(土)~2022年1月16日(日)
開館時間: 9:30-17:00(入館16:30まで)
休館日: 月曜日(1月10日を除く)、11月4日(木)、11月24日(水)、12月29日(水)~1月3日(月)、1月11日(火)
観覧料: 一般1,000(800)円、高・大学生・65歳以上800(640)円、中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体料金
主催: 川崎市岡本太郎美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛: ライオン、DNP 大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網、天童木工、堀内カラー、東リ
特別協力: 日本デザインコミッティー
協力: 松屋、多摩美術大学アートアーカイヴセンター、国立近現代建築資料館
会場構成: フジワラテッペイアーキテクスラボ
助成: 芸術文化振興基金
同時開催: 常設展「生誕110周年 ベラボーな岡本太郎」

※開催期間等は変更になる場合がございます。最新の情報は当ホームページにてお知らせいたします。

「戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡」PR映像

戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡

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映像はこちら(Youtube)※音が鳴ります。(別ウィンドウで開く)

関連イベント

トークイベント「これからのデザイントーク」


※このイベントは終了いたしました。

戦後のデザイン運動を担い、現在もその活動を展開しつづける日本デザインコミッティーの
現在のメンバーをお迎えし、本展会場構成を担当した藤原徹平氏(建築家)の進行により、
「これからのデザイン」についてお話を伺うトークイベントです。

定員:各回40名
場所:ガイダンスホール
料金:無料(観覧券が必要です)
申込:11/5(金)10:00より電話受付、先着順



■第1回「これからのデザイン トーク1/グラフィックデザインはどう変わっていくのか?」
 色部義昭氏×三澤遥氏 司会:藤原徹平氏

 グラフィックデザインの新しい展開をつくってきた講師のお二人より、斬新な発想、実践を
 ご紹介頂き、それを基点として、これからのグラフィックデザインの行方を探ります。
※このイベントは終了いたしました。

   ●日時:11月27日(土)13:30~15:30
   ※事情により三澤さんは欠席となります。あらかじめご了承ください。

■第2回「これからのデザイン トーク2/空間の力、家具の力」
 柴田文江氏×小泉誠氏 司会:藤原徹平氏

 講師のお二人による実践のプレゼンテーションを軸として、「空間の力」とは、「家具の力」
 とは何かということを、もう一度原点から問い直します。何のために空間をつくるのか、
 家具や道具をつくることにどのような意味があるのか、2つの力の意義を、未だコロナ禍にある
 現在から再考察していきます。
※このイベントは終了いたしました。

   ●日時:2021年12月11日(土)13:30~15:30


講師紹介



色部 義昭 IROBE Yoshiaki
 グラフィックデザイナー、アートディレクター。1974年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程を修了し、現在は株式会社日本デザインセンター取締役、同社内で色部デザイン研究所を主宰している。Osaka Metro等のブランディングや市原湖畔美術館、東京都現代美術館などの公共施設のVIやサイン計画などを手掛けている。亀倉雄策賞、ADG賞、SDA賞など数々を受賞している。

三澤 遥 MISAWA Haruka
デザイナー。1982年群馬県生まれ。武蔵野美術大学工業デザイン学科卒業後、デザインオフィスnendoを経て、2009年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014年より、三澤デザイン研究室として活動を開始。主な仕事として「waterscape」、「散華プロジェクト」、「「UENO PLANET」」などを手掛ける。2019年に毎日デザイン賞を受賞。著作活動などにも臨んでいる。

柴田 文江 SHIBATA Fumie
プロダクトデザイナー。武蔵野美術大学工業デザイン学科卒業後、大手家電メーカーを経て、Design Studio Sを設立。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーと幅広いプロジェクトを進行している。iF金賞(ドイツ)、red dot design award、毎日デザイン賞、Gマーク金賞など数々を受賞している。

小泉 誠 KOIZUMI Makoto
家具デザイナー。1960年東京都生まれ。デザイナー原兆英と原成光に師事し、1990年Koizumi Studio設立。2003年に「こいずみ道具店」を開設。建築から箸置きまで生活に関わる全てのデザインを手がけ、現在は日本全国のものづくりの現場を駆け回り地域との恊働を続けている。2012年には、毎日デザイン賞受賞。2015年日本クラフト展大賞を受賞。武蔵野美術大学名誉教授。


藤原 徹平 FUJIWARA Teppei
建築家。本展覧会会場構成を担当。神奈川県生まれ。横浜国立大学大学院修了後、隈研吾建築都市設計事務所に勤務。2009年よりフジワラテッペイアーキテクツラボ主宰。2012年より横浜国立大学大学院Y-GSA准教授。主な作品として、<那須塩原市まちなか交流センターくるる>、<クルックフィールズ>、<泉大津市立図書館シープラ>など公共性の高いプロジェクトを手掛けている。横浜文化賞 文化芸術奨励賞、日本建築士会連合賞奨励賞、東京都建築士会住宅建築賞などを受賞。


「戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティ―の人々とその軌跡」展ギャラリートーク


※このイベントは終了いたしました。

学芸員が展覧会のみどころや作品についてわかりやすく解説します。

日 時: 12月18日(土)、12月26日(日)、2022年1月10日(月・祝) 14:00~
場 所: 企画展示室
対 象: どなたでも
料 金: 観覧料のみ


「太郎写真曼陀羅 ―ホンマタカシが選んだ !! 岡本太郎の眼―」

岡本太郎は、雑誌連載の企画で日本各地を取材のために訪問し、文章の挿図のために自ら写真を撮り続けました。
そこには、1954年の写真家・土門拳との対談で自身が述べた通り「偶然を偶然に撮影して必然」にした像が
確かに撮影されています。岡本の写真は記録であるものが多く、それはカメラを通して岡本が対象に見出した
発見の記録だったのでしょう。

 一方、対象との特有の距離感とクールな色合いを持ち、被写体をその背景や文脈を切り離して写し出すことで
高い評価を得てきた写真家・ホンマタカシは、自身の写真について「写真を使った世界の見方をさまざまに問いかける試み」 であると語っています。

 本展覧会は、岡本が撮影した写真を中心に掲載した『太郎写真曼陀羅』(筑摩書房、2011年)をホンマタカシの視点から再構成する写真展です。ホンマが選んだ写真は、岡本が取材の対象として被写体に迫るように撮影したものではなく、街中の看板や建物、旅先で出会った女性、ふいに写り込んだ人々など、取材の合間に何気なく、ついシャッターを切ってしまったように見える写真です。そういった「なんてことない風景」の中にホンマは写真の、そして岡本の世界の魅力を見出しました。また、自身が写すだけでなく、他者が撮影した像をも取り入れて作品としてきたホンマの視線は、岡本が撮影した写真と岡本自身が写された写真を区別せず、「岡本太郎が居て、そこになんらかのコトが起こっていて、誰かがシャッターを切る。」それが岡本太郎の写真であると捉えました。多くの未発表作と岡本自身を合わせたこの岡本太郎の小宇宙ともいえるような写真群は、岡本の写真の新たな見方を発見する手がかりとなるでしょう。

主な作品

みどころ


ホンマタカシ
●写真家ホンマタカシが『太郎写真曼陀羅』(筑摩書房、2011年)から選んだ岡本太郎の写真を5つの分類で紹介
●分類ごとにホンマタカシの見どころコメントを紹介
●岡本太郎が日本各地で撮影した写真と岡本自身が写された写真を紹介

※本展覧会はすべての作品の写真撮影が可能です。(動画撮影、フラッシュ撮影、三脚・自撮り棒・ジンバル等の器材の使用は不可)
 出品作品の中からお気に入りを見つけて、SNSでシェアしましょう。




会期

2021年07月17日 (土)-2021年10月11日 (月)

開催概要

会期: 2021年7月17日(土)~2021年10月11日(月)
開館時間: 9:30-17:00(入館16:30まで)
休館日: 月曜日(8月9日、9月20日、10月11日を除く)、8月10日(火)、9月21日(火)、24日(金)
観覧料: 一般900(720)円、高・大学生・65歳以上700(560)円、中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体料金
助成: 一般財団法人地域創造

「太郎写真曼陀羅」PR映像

太郎写真曼陀羅 タイトル太郎写真曼陀羅

■PR動画(70秒)


当企画展のPR動画です。(無音)
映像はこちら(Youtube)(別ウィンドウで開く)

関連イベント

ワークショップ 「ささいここうちくく」


※このイベントは終了いたしました。

岡本太郎の写真をプリントした紙を様々な形状にカットし、
写真家・ホンマタカシと一緒に「再構築」して新しいイメージを制作します。
会期中、完成した作品はギャラリーにて展示予定です。

日 時:8月22日(日) ①13:00~14:30 ②15:00~16:30
講 師:ホンマタカシ(本展監修者・写真家)
対 象:小学生以上
定 員:各回10名
場 所:創作アトリエ
料 金:500円(観覧料別)
申 込:電話受付(8/3(火)10:00から受付開始)、先着順


対談 ホンマタカシ×椹木野衣



※このイベントは終了いたしました。

ホンマタカシ(本展監修者・写真家)と椹木野衣(美術批評家)が岡本太郎の写真について語ります。

日 時:9月12日(日) 14:00~15:30
定 員:40名程度
場 所:ガイダンスホール
料 金:無料(要観覧料)
申 込:電話受付(9/1(水)10:00から受付開始)、先着順

※こちらのイベントの申し込みは「事前予約不要(当日先着順)」でご案内しておりましたが、
感染対策を考慮し、事前電話受付とさせて頂きます。

「挑む 岡本太郎」

戦後、旧態依然とした日本の画壇や社会に対峙し、自らの力で新しい芸術の創造に挑んだ岡本太郎。
画家として出発した岡本は、絵画という狭い枠組みを超えて壁画や彫刻、家具や日用品に至るまで
様々なジャンルに挑戦し、数多くの作品を制作。巨大なモニュメント制作にも挑み、
《太陽の塔》を代表作とするパブリックアートを日本各地に設置しました。
 岡本太郎はまた、雑誌や著作、テレビやラジオなど、様々なメディアを通じて幅広い分野にわたり
旺盛な言論活動を行ったことでも知られています。

岡本の発する力強いメッセージは、美術界だけでなく広く一般の人々に影響を与えました。
岡本の強靭な思想は、 少年期に岡本一平、かの子という芸術一家のなかで育ち、
両親と対等に議論を交わすことで培われ、青年期のパリで時代の先端をゆく芸術家や思想家たちと交流し、
ともに活動するなかで身につけたものです。

 生涯をかけて時代に挑み、ジャンルを超えて多彩な作品を生み出し、メッセージを発信し続けた岡本太郎。
本展では、挑み続けた岡本太郎の足跡を、多彩な作品と岡本の言葉とともに紹介します。

 岡本太郎の作品や言葉の数々は、現在のコロナ禍で閉塞した社会を生きる私たちをも勇気づけ、
時代を乗り越えて生きる力を与えてくれるでしょう。本展によって、これからの時代を私たちは
どのように生きていくべきかを考えるきっかけとなれば幸いです。

主な作品



出品作品

岡本太郎       絵画 約40点、版画 約10点、彫刻 約20点、レリーフ 8点、写真 約20点
           インダストリアルデザイン 約30点
岡本一平・かの子    作品・資料  約30点など
           計 約160点

みどころ


  • ●挑み続けた岡本太郎の人生と作品を、時代ごとに7つの章で紹介
  • ●幼少・少年期の岡本太郎について、父・岡本一平と母・岡本かの子の作品と資料とともに紹介
  • ●ジャンルを超えて多彩な作品と岡本太郎の言葉とともに紹介

 
  • ※本展覧会は一部作品を除き写真撮影が可能です。(フラッシュ、三脚の使用は不可)
     豪華な出品作品の数々を写真におさめ、SNSでシェアしましょう。

展示構成


1.プロローグ 少年太郎が挑む
2.青春時代 パリに挑む
3.四番目主義 戦争に挑む
4.戦後 日本の美術界に挑む
5.日本探究 孤独な戦いに挑む
6.大衆のなかへ 社会に挑む
7.エピローグ 挑み続ける人生

会期

2021年04月24日 (土)-2021年07月04日 (日)

開催概要



会期: 2021年4月24日(土)~2021年7月4日(日)
開館時間: 9:30-17:00(入館16:30まで)
休館日: 月曜日(5月3日を除く)、5月6日(木)、5月7日(金)
観覧料: 一般900(720)円、高・大学生・65 歳以上700(560)円、中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体料金
※常設展示とセットの料金となっております。
主催: 川崎市岡本太郎美術館

「挑む 岡本太郎」PR映像

挑む 岡本太郎

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当企画展のPR動画です。(無音)
映像はこちら(Youtube)(別ウィンドウで開く)

関連イベント

「挑む 岡本太郎」展ギャラリートーク


※このイベントは終了しました
学芸員が展覧会のみどころや作品についてわかりやすく解説します。

 
ギャラリートーク
日 時: 6月6日(日)、6月20日(日)14:00~
場 所: 企画展示室
対 象: どなたでも
料 金: 観覧料のみ



「太郎とあなたでダンスする」


※このイベントの受付は、ご好評につき満席となっております。
展示作品に自分が加わるとしたら?
岡本太郎の世界観を身体で広げることに挑む、ちょっと変わったダンスワークショップ。
絵画や彫刻に全身で向き合って、作品達により一層の躍動感を与えて楽しもう!ダンス制作の様子はカメラマンに撮影してもらい、最終的にスペシャルムービーになって配信されます!

日 時:6/26(土)14:00~16:00
講 師:ホナガヨウコ(ダンスパフォーマー/振付家)
ゲスト:金田幸三(写真家)
対 象:小学校4年生以上、身体表現してみたい方ならどなたでも
    (ダンス未経験OK、友達同士や親子参加も大歓迎!)
定 員:7名
場 所:企画展示室・ガイダンスホール
料 金:無料(要観覧料)
申 込:電話受付(6/2(水)10:00から受付開始)、先着順

持ち物:水分補給のための飲み物、汗拭き用のタオル、
    動きやすい服装(太郎作品をイメージした格好も
    オススメです!)
    そのほか楽器の持ち込み可
    (笛、マラカス、カリンバ、ジャンベなど)

本イベントは撮影・動画配信(含・ライブ配信)されます。ご参加の際はその旨ご了承ください。
◆新型コロナウイルス感染拡大防止の措置として、距離を十分にとりながら行います。
◆体調のすぐれない方はご参加をお控えください。ご来館の際は、マスク着用などの感染症対策を
 お願いいたします。


■ホナガヨウコWS PR動画(30秒)


 当企画展ワークショップ PR動画です。(※音が鳴ります)
 映像はこちら(Youtube)(別ウィンドウで開く)

 

ホナガヨウコ「太郎とあなたでダンスする」ライブ配信のおしらせ


ホナガヨウコ(ダンスパフォーマー/振付家)のダンスワークショップ!
当日の様子はこちらのURLにてライブ配信されます。
配信日  6月26日(土)
配信時間 14:20~15:50(予定) ※途中10分程度の休憩あり。
アーカイブ公開  7月4日(日)まで
ホナガヨウコ「太郎とあなたでダンスする」ライブ配信ページへ

ホナガヨウコ「太郎とあなたでダンスする」スペシャルムービー配信ページへ
ぜひご覧ください。


 

「生命の挑み」


ATSUSHIが岡本太郎の作品に挑みます。

出 演:ATSUSHI(舞踊家)
日 時:7月4日(日) 15:00~16:00
会 場:企画展示室、母の塔
料 金:無料(要観覧料)


※その他関連イベントは随時お知らせします。
※新型コロナウイルス感染拡大対策のため、イベントの開催内容が変更となる場合がございます。

「第24回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」

時代を創造する者は誰か!

1954年、岡本太郎43歳のときに出版された『今日の芸術』。
この本には「時代を創造する者は誰か」というサブタイトルがつけられていました。
1996年、岡本太郎没、享年84歳。
その直後、岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年岡本太郎現代芸術賞に改称)、
通称「TARO賞」が創設されました。
彼の遺志を継ぎ、まさに「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。
今年で24回目をむかえた本賞では616点の応募があり、
厳正な審査を行いました結果、24名が入選をはたしました。
作品は様々な機会をとらえて公表するとともに、本企画展「第24回 岡本太郎現代芸術賞」展 にて公開いたします。

21世紀における芸術の新しい可能性を探る、「ベラボーな」(太郎がよく使った言葉です)作品をご覧ください。


●写真撮影OK!

本展覧会は、会場内をご自由に撮影することができます。SNS等への発信も可能です。
会場や作品の写真がSNS等を通じてシェアされ、来館者と作家とのコミュニケーションのきっかけになればと考えています。

●作品紹介映像


主な作品


会期

2021年02月20日 (土)-2021年04月11日 (日)

開催概要

会期: 2021年2月20日(土)~2020年4月11日(日)
開館時間: 9:30-17:00(入館16:30まで)
休館日: 月曜日、2月24日
観覧料: 一般700(560)円、高・大学生・65歳以上500(400)円、中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体料金
同時開催: 常設展「岡本太郎の旅」展(会期:1月28日(木)~4月11日(日))
主催: 川崎市岡本太郎美術館、公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団

入選者(50音順)

  • 東 弘一郎
  • AYUMI ADACHI
  • 植竹 雄二郎
  • 牛尾 篤
  • 袁 方洲
  • 太田 琴乃
  • 大西 茅布
  • 小野 環
  • かえる かわる子
  • 加藤 立
  • 金子 朋樹
  • 黒木 重雄
  • さとう くみ子
  • 許 寧
  • 園部 惠永子
  • 唐仁原 希
  • ながさわ たかひろ
  • 西野 壮平
  • 原田 愛子
  • 藤田 朋一
  • 浮遊亭 骨牌
  • みなみ りょうへい
  • モリソン 小林
  • 山崎 良太

審査員(50音順)

  • 椹木 野衣:美術批評家/多摩美術大学教授
  • 平野 暁臣:空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長
  • 北條 秀衛:川崎市岡本太郎美術館館長
  • 山下 裕二:美術史家/明治学院大学教授
  • 和多利 浩一:ワタリウム美術館キュレーター

入選作家によるパフォーマンス


東弘一郎《廻転する不在》
●東 弘一郎 《廻転する不在》
放置自転車を使った作品のパフォーマンスを行います。

日程:2月20日(土)、2月21日(日)、3月6日(土)、3月7日(日)、3月14日(日)、
3月27日(土)、3月28日(日)、4月3日(土)4月 4日(日)、4月11日(日)
時間:各日13:30~16:45


かえる かわる子《土浦の情熱「矢口新聞」》
●かえる かわる子《土浦の情熱「矢口新聞」》
下記日程で作家が在廊しています。 ※在廊日は随時更新しています

日程:2月25日(木)、2月26日(金)、3月2日(火)、3月6日(土)、3月7日(日)
   3月10日(水)、3月14日(日)、3月18日(木)、3月19日(金)、3月20日(土)
   3月21日(日)、※3月27日(土)、3月28日(日)、4月4日(日)、4月10日(土)
   4月11日(日)
時間:各日14:00~17:00 ※3月27日(土)のみ10:00~17:00



加藤立《鑑賞者》
●加藤 立 《鑑賞者》
パフォーマーが一枚の絵画を背中に背負い、展示室内を歩いている様子をご覧いただけます。

日程:2月20日(土)、2月21日(日)、2月27日(土)、2月28日(日)、3月6日(土)、
3月7日(日)、3月13日(土)、3月14日(日)、3月20日(土)、3月21日(日)、
3月27日(土)、3月28日(日)、4月3日(土)、4月4日(日)、4月10日(土)、 4月11日(日)
時間:13:00~17:00
※平日はパフォーマンスの記録映像を観ることができます。


園部惠永子《そろそろグングニる。》
●園部 惠永子《そろそろグングニる。》
「グングニル」を使った公開制作を行います。

日程:3月19日(金)、3月21日(日)、4月2日(金)、4月4日(日)、4月11日(日)
各日11:00~



浮遊亭 骨牌《浮遊亭κοιλία》
●浮遊亭 骨牌 《浮遊亭 κοιλία》
茶室の中がご覧いただけます。

日程:2月20日(土)、2月21日(日)、2月27日(土)、2月28日(日)、3月7日(日)
3月14日(日)、3月20日(土)、3月21日(日)、3月28日(日)、4月3日(土)、4月4日(日)、
4月9日(金)、4月10日(土)、4月11日(日)※3月7日、14日、4月3日は都合により中止となりました。
時間:各日14:00~17:00



山崎良太《挑む戦闘服》
●山崎 良太 《挑む戦闘服》
作家本人が作品を着用するパフォーマンスです。

日程:2月28日(日)、3月14日(日)、3月28日(日)
時間:各日正午ごろ


※イベント開催日・時間などは変更になる場合がございます。
当ホームページでご確認ください。



お気に入りを選ぼう!

お気に入りを選ぼう!


展示されている入選作品の中から、ご来館の皆さまにお気に入り作品を投票していただきます。
投票の結果は、当ホームページで発表するとともに、上位の作家には記念品を進呈します。

投票期間:2月20日(土)~3月21日(日)
場所: ギャラリースペース
料金: 無料(要観覧料)
結果発表:3月25日(木)(予定)
※展示作品をご覧になるには、観覧料が必要です。


お手紙プロジェクト

お手紙プロジェクト


作品への感想などを共有する「お手紙プロジェクト」。
来館者に入選作家や作品に対してメッセージを書いてもらう企画です。

日程:2月20日(土)~4月11日(日)(予定)
場所:ギャラリースペース


TARO賞展示

アーティスト リレートーク


太郎賞入選作家によるリレートークを行います。
作家による作品解説、制作秘話なども聞けるかもしれません。
参加作家:AYUMI ADACHI、東弘一郎、植竹雄二郎、かえるかわる子、藤田朋一

日程:4月11日(日)11:00~(事前申込不要)
場所:企画展示室